車両軌跡図 CAD:乗用車・トラック・セミトレーラーの旋回軌跡
縮尺1:1のミリ単位の旋回軌跡のブロック4種。90度曲がる乗用車、長さ10000mmのトラック、16500mmのセミトレーラー連結車と、12.5mと5.3mの回転円を周る連結車です。
乗用車の旋回軌跡のCADブロック
トラックの旋回軌跡のCADブロック
セミトレーラー連結車の旋回軌跡のCADブロック
セミトレーラー連結車の回転円のCADブロック
- 単位
- ミリメートル(INSUNITS 4)、縮尺1:1
- 形式
- DWG 2010 · DXF R2010
- 対応ソフト
- AutoCADおよびAutoCAD LT 2010以降、BricsCAD、ZWCAD、DraftSight。DXFはJw_cadを含むほとんどのCADソフトで開けます。
- ビュー
- 平面図
- ライセンス
- 個人・商用の図面に無料で使えます。 ライセンス
旋回軌跡は、車両が曲がるときに通る範囲を示します。車輪、車体、縁石の線より外へ振り出すオーバーハングまでを含みます。この4つのブロックはその外形を縮尺1:1のミリ単位で描いたもので、配置図の上にそのまま重ねられます。どれも平面図のブロックで、曲がる途中の3つの位置に車両を描いています。
CADブロックで描く車両軌跡図
どの軌跡も低速の運動学モデルから求めています。前軸の中心が選んだ経路をたどり、後軸はトラクトリックスを描いて後ろを追います。タイヤの横滑りはなく、タンデム軸はその中心で扱っています。ファイルの半径はこの結果から測った値です。
外側の軌跡線はC-ROAD-SWPT、車輪の軌跡と半径の線はC-ROAD-SWPT-DETL、車両の外形はA-VEHIです。細部の画層をフリーズすると軌跡の外形だけが残ります。
90度に曲がる車両の旋回軌跡
3つとも歩く程度の速さの右折です。
- 乗用車:4750×1850mmのセダンで、ホイールベースは2850mmです。前軸は半径4600mmを通り、軌跡の外形は外側5720mm、内側2860mmです。
- トラック:10000×2500mmの2軸の単車で、ホイールベースは6000mm、後ろのオーバーハングは2600mmです。外側の半径は10530mm、内側の半径は5710mmです。
- セミトレーラー連結車:トラクターと3軸のセミトレーラーで、全体は16500×2550mm、トレーラーは13600mmです。外側の半径は12500mm、内側の半径は6740mmです。曲がり終えた直線で、トレーラーの前の角はトラクターの軌跡より約0.4m外へ振り出し、軌跡の外形にはその振り出しも含んでいます。
内側の半径を比べてください。トレーラーはトラクターよりかなり内側を通るので、トラックなら曲がれる角でも、連結車は縁石に乗り上げることがあります。
回転円12.5mを周るセミトレーラーの軌跡
EUの指令96/53/ECの附属書I第1.5項は、車両や連結車が外径12.5m、内径5.3mの円環の中で旋回できることを求めています。4つ目のブロックは、同じ連結車が助走の3周のあとにこの円環を周る姿で、キャブの外側前角が12.5mの円上にあります。内側の軌跡は5520mmまで入るので、連結角45度で5.3mの円から220mm離れています。
90度の右折より内側の半径が小さいのは、1周する間にトレーラーがいちばん小さい軌跡に落ち着くからです。転回広場やロータリーの中央には円環のブロックを、交差点の角や出入口には90度のブロックを使います。日本の道路や敷地では、道路構造令の設計車両や所管の行政が示す車両で確かめてください。
出入口、荷さばき場、駐車場の軌跡の確認
ミリ単位に設定した図面に尺度1でブロックを挿入し、道路の中心線に合わせて回転し、車両が車線に収まる位置まで移動します。左折にするときはミラーします。そのうえで、軌跡の外形が縁石を越えていないか、オーバーハングが壁や柱に届いていないか、内側の軌跡が交通島の角を削っていないかを見ます。荷さばき場にはトラックのブロックから、通路と駐車区画には駐車場のブロックから始めてください。ほかの車両は車 CADのコレクションにあります。
フリーの車両軌跡図ブロックの限界
このブロックは、配置の検討と初期の確認のための近似です。決まった経路を歩く速さで走る1台の車両をモデルにしています。実際の車両はこの寸法と違います。申請や最終の設計では、敷地に実際に来る車両で、車両軌跡図の作図ソフトで動きを確かめてください。